1日目 4/1 (木曜日) 【東京杉並→名古屋】
全然寝れなかったけど、3:30に起きました。
下準備はしてあったので、歯だけをみがいて荷物を外に出し、
最後の準備として、原付に寝袋を取り付けてさぁ出発!!とした時に意外な事に気づきました。
寝袋が取り付かないのです。
予定としては、
こんな感じに、チョコンと原付の後ろの荷物置きみたいなところに乗っけようとしたのですが、
くくりつける部分の位置があまりにも後ろ過ぎて、
こんな風にでろーんってなっちゃうのです。
ナンバープレートは隠れるわテールランプは隠れるわで大ショック。
いくらやりなおしてもでろーん。結ぶ位置を変えてもでろーん。
あれこれ策を練っているうちに30分が経過。
気持ちよく出発しようとしていた矢先の出来事に、ほんとにイヤになりました。
結局、
こんな感じで長いヒモでむりやりくくりつけるということに落ち着いたのですが、
このくくりつけた寝袋、僕が中学生の時の修学旅行で使っていたものなので、
名前がでっかく書いてあるのです。
1−B 36番
しかもこれだけでも充分恥ずかしいのに、最近この寝袋を母親が、知り合いの岩谷さんに貸したところ、
小さく「イワヤ」と上書きされているのです。
小さな反抗
イスの下のメットインの中には地図、折り畳み傘、盗難防止ロック、予備ガソリンオイル、
リュックの中には着替え、雨具、タオル、洗面用具、、など等、フル装備したところ、足の置き場がなくなりました。
まぁリュックを背負うよりは全然楽なのでこのまま出発。
途中、中野に住んでるキカワ君宅に寄って、「ハンドルをクルクル回すと携帯を充電できる機械」
というのをもらいに行く予定だったのに、家の前に着いたから電話してもずっと話し中。夜中の5時に長電話すんなよ。。
結局ムカついてスルー。
そして今日はじめて知ったのが、「フルフェイスだと電話がかかってきたときいちいち脱がなきゃいけないからすごく面倒」
ということです。
しかもメガネをしていた日には、
「メガネをはずす→メットを脱ぐ→出る→切る→メットかぶる→メガネする」
と、すんげーすんげーすんげーすんげーめんどい♪(あやや)
環八を南下し246に入り、ひたすら走っていると、名古屋ナンバーの車を前方に発見。
すかさず窓をコンコンとたたき、
「僕いまから名古屋行くんスよ〜♪」
なんてコミュニケーションがとれるはずもなく、
「この旅が終わる頃には人見知りとかなくなって、気軽に声をかけれるようになってるんだろうなぁ」
なんて夢をみながら走る事2時間。
とにかく寒くて寒くて仕方がなくなってきたので、最初の休憩として厚木のセブンイレブンに着きました。
あったまろうと、おにぎりとホットのジュースを買ったのですが、
寒さで手がガクガク震えて、食べかけのおにぎりを何度も落としそうになるのです。
かなりの重症。
30分くらいすると多少落ち着いてきたので、そろそろ出発しようとエンジンをかけ、
バイクを押しながら歩きはじめようとした瞬間、ちょっとバイクが重くって、よろっとしちゃって、
体勢がおかしくなって、ハンドルまわしちゃったんですよねぇ。
もちろん、ブルルルル〜とエンジンが動き出したので、やばい!!と思うと人は何故か焦っちゃうもので、
さらにハンドルがまわっちゃって、バイクが発進。止まってるトラックにガッチャーン!
まじかよ。。とポツーンとしてると、トラックの運転席からおじいちゃんが出てきて、「大丈夫??」
と声をかけてくれました。
「わーーすいません!ごめんなさい!大丈夫です!ごめんなさい!」
と、心では(うわ〜〜弁償とかいくらくらいするんだろう。。この旅も終わりか。。)と焦りながら謝っていると、
「こっちは全然いいよ。兄ちゃんは大丈夫か??」
と優しすぎるお言葉をいただきました。
結局、トラックの人はそのまま行ってしまわれましたが、
バイクのライトカバーを破損。
電球むきだしになってしまいました。
しばらくは、テンションも最悪で、もう帰ろうかと思っていましたが、
「人身じゃないだけ良かった。気をひきしめろってことだ。軽い事故でよかった。」
と、無理やりプラスに考え出発。
後半に続きまーす。